前回は配信で使うキーボードについて書かせていただきました。
まだ読んでないという方はとても重要なことなので先に読んでください。配信環境としてはマウスよりもはるかにキーボードの方が重要です。
配信者に静音ゲーミングマウスは必要か?
今回もキーボードと同じように、ゲーム配信をする前提でのゲーミングマウスについて考察していきます。
今回は結論を早めに
あってもいいけど 必要ではない。良い静音ゲーミングマウスが無い
必須でない理由から説明していきます。
マウス内部のスイッチは小さく、クリック音も小さい
左右のクリックで使われるマウススイッチは、こういったタイプのスイッチです。
マイクロスイッチと呼ばれるスイッチです。これが半田づけされています。
上部のかまぼこ型の小さいものがスイッチを押す部分です。
サイドボタンに使われるスイッチは、このタイプです。
コントローラーに使われるのもこのタイプです。
タクトスイッチと言うものです。これが半田付けされています。
どちらもキーボードのスイッチに比べると、スイッチ自体がとても小さいです。サイズとしては半分以下の大きさです。
ストローク、ボタンの動く距離も0.25mm。キーボードは1.5mm程度で反応し、スイッチ自体は2mm以上動きます。小さな距離しか動かず、押す力も弱いので音も小さいです。
マウスパッドの上で使うから音が小さい
キーボードの解説でも説明しましたが、下にクッション材を挟むことで、マイクが拾うノイズが劇的に減らせます。
元々小さい音をマウスパッドの上で使うのでマイクに伝わる音もとても小さくなります。
もしマイクが反応する音でも通常のノイズ除去で対応できるレベルに小さいです。
この2つの理由から、配信者がゲーミングマウスを選ぶ場合でも、静音性を気にする必要はありません。
もしマイクにクリック音がカチカチと入ってしまう場合は、ノイズフィルターなどで調整してみてください。
静音マウスも少ないですがあります。オフィスなど静かな場所で活躍するものです。
静音性のゲーミングマウス
東プレ Realforce Mouse RFM01U11
キーボードのRealforceと同様に静電容量無接点方式スイッチを使っているため、耐久力が高く、静音性にも優れたゲーミングマウス
Razer DeathAdder V2
赤外線を使った独自スイッチ「Razer オプティカルマウススイッチ」採用
静音性はもちろん、優れた応答速度を誇るゲーミングマウス
静音性をうたったマウスは、オフィス用が多くゲームで長時間使うとすぐ壊れてしまいます。上の2つはしっかりしたつくりのゲーム向け高耐久モデルなので安心して使えます。
ゲーミングマウスで静音性を売りにしていて、しっかりとゲーミングマウスとしての機能を満たしているのはこの2つくらいです。
普通にLogicoolやRazer・SteelSeriesなど大手デバイスメーカーの普通のゲーミングマウスを選んでいいと思います。キーボードに比べると気にしなくていいレベルです。どうしてもマウスクリック音のノイズが取れないという人はこの2つを試してみるのも良いと思います。