2022年1月15日土曜日

キーボードは静音性重視

配信者に必要なキーボードってどういうもの?


キーボードってたくさん種類があって選ぶの難しいと思います。私のところにも多くの問い合わせいただくアイテムです。
配信環境で問い合わせが多いのが、
 1、マイク
 2、パソコン本体
 3、Webカメラ
 4、配信ソフト
 5、キーボード
こんな順です。
パソコンやマイク・カメラは始める前、キーボードやソフトの設定は配信初めてから困って問い合わせが多いです。

キーボード選びで重要なのが、どんな配信をするかです。
極論、配信中にキーボードを使わなければ何でもOKです。
雑談配信がメインの人は、普通のキーボードで十分でしょう。
2,000円くらいなので、浮いたお金で他の機材に回しましょう。

ゲーム実況する配信者に必要なキーボード

ほとんどの配信者はゲーム実況もすると思います。
というより、配信と言えば今はTwitchやYoutubeでのゲームメインのストリーマーがメインですね。
ここからはゲーム配信を前提として、必要なキーボードの条件について解説します。

ストリーマーに必要なキーボードの条件

  • ゲーミングキーボード
  • 静音性
この2つは絶対です。

ゲームで使うキーボードは、ゲーミングキーボードが必要です。
普通のキーボードだと同時押しに個数制限があります。
ゲーム用では使えません。
タイピングなら3つがせいぜいですが、ゲームはもっと多くのキーの同時押し必要だからです。

静音性は、マイクのノイズを防ぐのに必要です。
よくプロゲーマーがオフ期間に配信してるの見ると、キーボードのカチカチ音がすごいです。ゲーム音も配信者の声も聴きとり難いです。
配信を仕事として考えるならこのキーボードのノイズは対策しなければなりません。
ゲーミングキーボードのスイッチってマイクが反応しやすい音域で、かなりマイクが拾うんです。

ストリーマー・ゲーム実況者は 静音ゲーミングキーボード が必要

次に考慮すべきは、
必ずしも必要ではないですが、
快適にゲーム配信をするには重要なキーボードの条件です。
追加要件
  • タイプ圧が適切
  • タイプ距離が適切
  • 耐久性がある
MUSTではないです。快適に使うためのキーボード要件です。

耐久性以外は好みの問題ですが、
出来るだけ浅く反応して、軽いタッチの方がお薦めです。
単純に、重い押し心地のキーボードは疲れます

ゲーム実況で視聴者を集めるには配信時間がとても重要です。
同接1,000人を超える人気配信者は、1回の配信時間が10時間を超えることが多いです。
視聴者は、群衆心理が働くので、人が多いところに集まります。
人気配信者はそれが分かっているので、1回の配信を長めに行います。
浅くて軽いタッチで頑丈なキーボードは、長時間のストリーミングに役立ちます。


配信者におすすめのキーボード

東プレ Realforce R3 R3HC13


日本製のプレミアムキーボードの2021年秋に発売された新モデル
ゲームだけで無く、プログラマーやライターなどタイピングのプロも愛用するキーボードです。
押下圧:30g と超軽量
静電容量無接点方式のため静かで耐久性が高い
反応する深さも4段階で設定可能(APC機能)0.8、1.5、2.2、3mm
ワイヤレス(Bluetooth)

APEX PRO omni point


磁気センサースイッチ
キーの反応する深さを0.4~3.6mmの間で調整可能(10段階)
45g
2021年プロゲーマーの使用率が最も高かったモデル。
反応速度が超高速
静音性にも優れており、配信者にも人気が高い

CORSAIR K100 RGB 光学メカニカルゲーミングキーボード CH-912A01A-JP


アクチュレーションポイント1.0mm
押下圧は45g
スイッチはレーザー検知機構のため、高速で正確。音も静か。
マクロ登録も出来るので、シーン切り替えなどの操作も登録できる

Logicoolならリニア(LN)スイッチ Logicool G913-TKL-LN


リアルフォースを超えたとも言われる名作キーボード
薄型スイッチと薄型キーキャップ
ワイヤレス(有線より高速な独自規格LIGHTSPEED、Bluetooth接続も出来る)
押下圧50g
設定1.5mm
薄型キーキャップのため、タイピングを叩きつけたり力強く打ち付ける様な人には向かない。

Cherry MXなら銀軸がおすすめ Filco Majestouch 2SS(銀軸)


Cherry社のスイッチは多くのゲーミングキーボードで採用されているスイッチ。
その中でも、銀軸は静音性に優れており、愛用する配信者も多い
どちらも押下圧45g
接点 1.4mm

Razerならオプティカルスイッチ Razer HUNTSMAN V2 RZ03-03941000-R3J1





冒頭でも触れましたが、マイクの問い合わせもたくさんいただきます。その多くがノイズに関するもので、キーボードが原因のことも多いです。
まずはキーボード側で対応するのが基本ですが、マイク側でも改善できる点があるので紹介します。

マイク側でキーボードの振動対策も重要

マイクアームとショックマウント

マイクを机に置いていると、どうしてもキーボードの振動が伝わってしまいます。
マウスをリフトダウンの音や振動も拾います。
こういった机を伝ったノイズは、ショックマウントとマイクアームを使うことで減らせます。
種類は沢山あるので、代表的な物だけ紹介しておきます。

Rode PSA1

王道のモニターアームです。多くの配信者がこれをしようしており、ほとんどのマイクメーカーに対応してます。


Audio-technica AT8700J

AT20シリーズなどオーディオテクニカのマウスはこのアームがベスト
純正でサポートもしっかりしています

マイクアームだけでなく、ショックマウントも併用するとノイズ除去力が上がりあ㎡素。
ショックマウントはマイクに合わせて選びましょう。

audio-technica ショックマウント AT8458a




HyperX QuadCast

HyperX の QuadCast や QuadCast S が人気の理由が、ショックマウントが最初から付属しているからです。
このマイクならショックマウント無しでアームに取り付けられます。

Shure SM7B


内蔵「エア・サスペンション式」によりメカニカルノイズが除去できます。直接アームに取り付けられます。

Rode SM6


様々なマイクに適合するRodeのショックマウントです。


XLサイズのマウズパッドでキーボードの振動を防ぐ

XLサイズのマウスパッドをキーボードの下に敷きましょう
そうすることでキーボードの振動がマイクに伝わるのを軽減で、ノイズを防げます。
サイズの呼び方が各社違うので注意してください。

XLサイズのおすすめマウスパッド

Logicool G840


SteelSeries QcK Heavy XXL 67500


Razer Gigantus V2 XXL RZ02-03330400-R3M1


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