配信者に必要なキーボードってどういうもの?
キーボードってたくさん種類があって選ぶの難しいと思います。私のところにも多くの問い合わせいただくアイテムです。
配信環境で問い合わせが多いのが、
1、マイク
2、パソコン本体
3、Webカメラ
4、配信ソフト
5、キーボード
こんな順です。
パソコンやマイク・カメラは始める前、キーボードやソフトの設定は配信初めてから困って問い合わせが多いです。
キーボード選びで重要なのが、どんな配信をするかです。
極論、配信中にキーボードを使わなければ何でもOKです。
雑談配信がメインの人は、普通のキーボードで十分でしょう。
2,000円くらいなので、浮いたお金で他の機材に回しましょう。
ゲーム実況する配信者に必要なキーボード
ほとんどの配信者はゲーム実況もすると思います。というより、配信と言えば今はTwitchやYoutubeでのゲームメインのストリーマーがメインですね。
ここからはゲーム配信を前提として、必要なキーボードの条件について解説します。
ストリーマーに必要なキーボードの条件
この2つは絶対です。
ゲームで使うキーボードは、ゲーミングキーボードが必要です。
普通のキーボードだと同時押しに個数制限があります。
ゲーム用では使えません。
タイピングなら3つがせいぜいですが、ゲームはもっと多くのキーの同時押し必要だからです。
静音性は、マイクのノイズを防ぐのに必要です。
よくプロゲーマーがオフ期間に配信してるの見ると、キーボードのカチカチ音がすごいです。ゲーム音も配信者の声も聴きとり難いです。
配信を仕事として考えるならこのキーボードのノイズは対策しなければなりません。
ゲーミングキーボードのスイッチってマイクが反応しやすい音域で、かなりマイクが拾うんです。
ストリーマー・ゲーム実況者は 静音ゲーミングキーボード が必要
次に考慮すべきは、
必ずしも必要ではないですが、
快適にゲーム配信をするには重要なキーボードの条件です。
追加要件
MUSTではないです。快適に使うためのキーボード要件です。
耐久性以外は好みの問題ですが、
出来るだけ浅く反応して、軽いタッチの方がお薦めです。
単純に、重い押し心地のキーボードは疲れます。
ゲーム実況で視聴者を集めるには配信時間がとても重要です。
同接1,000人を超える人気配信者は、1回の配信時間が10時間を超えることが多いです。
視聴者は、群衆心理が働くので、人が多いところに集まります。
人気配信者はそれが分かっているので、1回の配信を長めに行います。
浅くて軽いタッチで頑丈なキーボードは、長時間のストリーミングに役立ちます。
配信者におすすめのキーボード
東プレ Realforce R3 R3HC13
日本製のプレミアムキーボードの2021年秋に発売された新モデル
ゲームだけで無く、プログラマーやライターなどタイピングのプロも愛用するキーボードです。
押下圧:30g と超軽量
静電容量無接点方式のため静かで耐久性が高い
反応する深さも4段階で設定可能(APC機能)0.8、1.5、2.2、3mm
ワイヤレス(Bluetooth)
APEX PRO omni point
磁気センサースイッチ
キーの反応する深さを0.4~3.6mmの間で調整可能(10段階)
45g
2021年プロゲーマーの使用率が最も高かったモデル。
反応速度が超高速
静音性にも優れており、配信者にも人気が高い
CORSAIR K100 RGB 光学メカニカルゲーミングキーボード CH-912A01A-JP
アクチュレーションポイント1.0mm
押下圧は45g
スイッチはレーザー検知機構のため、高速で正確。音も静か。
マクロ登録も出来るので、シーン切り替えなどの操作も登録できる
Logicoolならリニア(LN)スイッチ Logicool G913-TKL-LN
リアルフォースを超えたとも言われる名作キーボード
薄型スイッチと薄型キーキャップ
ワイヤレス(有線より高速な独自規格LIGHTSPEED、Bluetooth接続も出来る)
押下圧50g
設定1.5mm
薄型キーキャップのため、タイピングを叩きつけたり力強く打ち付ける様な人には向かない。
Cherry MXなら銀軸がおすすめ Filco Majestouch 2SS(銀軸)
Cherry社のスイッチは多くのゲーミングキーボードで採用されているスイッチ。
その中でも、銀軸は静音性に優れており、愛用する配信者も多い
どちらも押下圧45g
接点 1.4mm
Razerならオプティカルスイッチ Razer HUNTSMAN V2 RZ03-03941000-R3J1
冒頭でも触れましたが、マイクの問い合わせもたくさんいただきます。その多くがノイズに関するもので、キーボードが原因のことも多いです。
まずはキーボード側で対応するのが基本ですが、マイク側でも改善できる点があるので紹介します。
マイク側でキーボードの振動対策も重要
マイクアームとショックマウント
マイクを机に置いていると、どうしてもキーボードの振動が伝わってしまいます。
マウスをリフトダウンの音や振動も拾います。
こういった机を伝ったノイズは、ショックマウントとマイクアームを使うことで減らせます。種類は沢山あるので、代表的な物だけ紹介しておきます。
Rode PSA1
王道のモニターアームです。多くの配信者がこれをしようしており、ほとんどのマイクメーカーに対応してます。
Audio-technica AT8700J
AT20シリーズなどオーディオテクニカのマウスはこのアームがベスト
純正でサポートもしっかりしています
マイクアームだけでなく、ショックマウントも併用するとノイズ除去力が上がりあ㎡素。
ショックマウントはマイクに合わせて選びましょう。
audio-technica ショックマウント AT8458a
HyperX QuadCast
HyperX の QuadCast や QuadCast S が人気の理由が、ショックマウントが最初から付属しているからです。
このマイクならショックマウント無しでアームに取り付けられます。
Shure SM7B
内蔵「エア・サスペンション式」によりメカニカルノイズが除去できます。直接アームに取り付けられます。
Rode SM6
様々なマイクに適合するRodeのショックマウントです。
XLサイズのマウズパッドでキーボードの振動を防ぐ
XLサイズのマウスパッドをキーボードの下に敷きましょう
そうすることでキーボードの振動がマイクに伝わるのを軽減で、ノイズを防げます。
サイズの呼び方が各社違うので注意してください。
XLサイズのおすすめマウスパッド
Logicool G840
SteelSeries QcK Heavy XXL 67500
Razer Gigantus V2 XXL RZ02-03330400-R3M1